乙女とケーキ

だらだらしたおやすみうれしいよー

おやすみ用に漫画とコーラをアイスを買っておいたのです。明治スーパーカップたんはいつからコンビニで125円になったのですか？高いね。以下ちょっとオタク注意。

乙女ケーキ (IDコミックス 百合姫コミックス)

もともとあんまりたくさん漫画を読まないので、自分が二次元でちょいコアなところにいかなければ、出会っていないような作家さんなんだろうなあって。もうすごくすごくものすごく絵がかわいい。ドストライクに近いです。出会えてうれしい。モノクロの女の子たちがしんだ目をしながらケーキを持っている表紙もかわいいな。

おんなのこはケーキとお花とおにんぎょうと、かわいいものと甘いものがだいすきで、やめられなくて、かわいくって残酷で自己愛のかたまり。みたいなふわふわで毒々しいお話がたくさん。そうそうかわいいんだけど実はぜんぜんかわいくないんだよねー。「女の子がすきなふりをしている女の子」と「女の子をすきすき言ってる自分のことがすきな女の子のことが嫌いな女の子」のおはなしはなんというかちょっとした電流が走りました。ぜんぜん夢もファンタジーもない…女子特有の自己愛まるだし…なのにこのふわふわ感…すごい

全体的に、百合だけど同性愛じゃないっていうか、百合かも微妙っていうか、そもそも百合ってなんだ…というはなしになるのですが（こんなに百合百合言ってていいのかなごめんなさい）なんかぜんぜんふつうに読めます。おんなのことおんなのこだから見た目ははげしくかわいいけど、内容は少女漫画でした。少女漫画に毒を足した、みたいな。しかも萌えないし。一作一作を読み終えるごとにへんなせつなさがじわじわ。たまらん。

でも短編が10作近くも入ってて一気に読むとごちゃごちゃになるから、時間をおいたほうがいいなあと思った。ほんとにかわいいおんなのこが数え切れないほどでてきて困ります。このひとはおんなのこのふわふわ髪を描くのがすごくうまい。